4風の谷のナウシカは世界観が深すぎる

いよいよ長文の読解が最終回になりました!完全考察!!

今回は、1000年前に生きていた旧人類と今の人類ナウシカたちの新人類についてお話ししたいと思います。

前回は、腐海と蟲について触れましたね!腐海は汚れた世界を浄化するために存在し、蟲はそんな腐海を守る存在です。腐海の中心部にはナウシカたちが住むことが出来ない、完全に浄化された世界が広がっており、そこは今の地球のような環境でした。今回は、旧人類と新人類についてお話していきたいと思います。


「旧人類」は現代に生きる自分たち?!

旧人類とは、「火の7日間」以前の1000年前に生きていた人々のことをナウシカの世界では旧人類と呼んでいます。前にも少し触れましたが、彼らは世界を汚染させたさせた挙げ句、世界をリセットするために巨神兵を作りナウシカたち人類や蟲たちをも創りあげましたね。

そしてこの物語を読んでいて怖いなと思ったのが、この旧人類というのは我々現代に生きる人々を指しているのではないかと思ったことです!考えてみてください。高度な文明があって、滅びた理由が核戦争ですよ?!そしてユーラシア大陸。今はまだ高度な文明とは言えないかもしれませんが、いずれ「AI人工知能」や「科学技術」がもっともっと発展してくると思います。なによりこの世界にはすでに「核」が存在しています。核は核爆弾だけでなく原子炉などにもつかわれていますね。核の話は専門的にはわかりませんが、それらが放射線となって土地や海を汚染しているというのはよく聞かされました。←福島が母の実家なので。

放射能による汚染が浄化されるまでは数十年かかるといわれています。核爆弾についてこれはヤバイと思ったのが、ロシアが所持している巨大核爆弾です(怖)。テレビ番組で見たのですが、その威力は大陸一つ吹き飛ばせるほどだとか、、、めちゃめちゃ爆弾大きかったです。いつか世界が滅びるような何かがあったときのために、ロシアには地下に巨大シェルターがあるようでそれは一つの駅になっているようです。アメリカとかボタン一つで核ミサイルが発射されるとかなんとか言われていますよね。もうなんか、、、

ターミネーター

みたいですね!!!


「新人類」は何で創られたの?

新人類が作られた理由。これはぜひ原作を読んでほしいです!最後の最後でナウシカたちは自分たちが旧人類によって創られたという事実をまのあたりにします!


やっぱり宮崎駿さんはすごい!

このナウシカの原作「風の谷のナウシカ」が描かれたのは、1984年のことでこの時代背景的にも高度な文明というのはなかなか思いつかないことだったのではないかと思います。風の谷のナウシカを読んで、もしこんな世界になってしまったら?というような発想が十分生かされていると感じました!時代背景の設定は、今の現状後の世界みたいですね。このまま文明が発展して、核が当たり前の世界になったとしたら人は戦争にそれを使うのでしょうか?

本当に考えさせられた作品でした。

未来少年コナン ラピュタ も似たようなかんじですね!また話す機会があればお話したいと思います😁

長い読書感想文をここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました!


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